火災警報器の設置義務
住宅用の火災警報器ですが、2011年に設置が義務となりました。
設置が必要な場所は、キッチン・寝室・室内階段です。
火災警報器の種類は「煙式」「熱式」の2種類があります。
「熱式」は、熱を感知するので、キッチンに取り付けます。
(料理で出た焼き魚などの煙を感知するので、キッチンには「煙式」は設置しません。)
「煙式」の方は、煙を感知するので、寝室に設置します。
皆さまの賃貸物件に、火災警報器は適切に付いてますか?
なお「火災報知器」(自動火災報知設備)は、火災警報器とは別モノです。
マンションや大規模施設などで配線工事により建物全体に感知器を設置し、全館制御されています。
火災警報器とは違い、半年ごとに専門業者の点検が必要となります。
設置から10年経ったら交換しましょう!
火災警報器は、本体のヒモを引っ張るか、ボタンを押すと点検できます。
正常なら「ピーピー」「火事です!」と音が鳴り、再度同じ動作をすると音は止まります。
またホコリや汚れがあると、感知しにくくなります。
水洗いしたり、アルコールシートで拭いたりすると故障の原因となります。
目立つ汚れがある場合、乾いた布でふき取りましょう。
火災警報器は電池式となり、寿命は約10年です。
電池だけの交換はできませんので、10年経ったら本体ごと交換しておくと安心です。
弊社の管理物件でも、設置から10年以上経ったものは、たまに誤作動を起こすことがあります。
入居者の退去のタイミングで、古い火災警報器は新品に替えておきましょう。
弊社には、消防設備士が1名在籍しており、火災警報器の取り付けや交換もしております。
ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。