江戸末期、越後の国、今の新潟県に良寛という和尚さんがおられました。
寺泊の庄屋の長男として生まれましたが家は継がず18才で出家し、厳しい修行を行い
34才で諸国修行の旅に出ました。
その後越後に帰り、国上の五合庵で晩年を過ごしました。
子供と遊び、無一物で自然の中で自由に生きた74才の生涯でした。
「災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。死ぬる時節には、死ぬがよく候。
是はこれ、災難をのがるる妙法にて候」
良寛さんの生き方から現代の私達は、
学んでも、学んでも、学びきれないものが有るのではないだろうか。