アイヌ文化発信施設「ウポポイ」(民族共生象徴空間)が北海道白老町で始動した。
この新聞記事を読んでアイヌの人々の自然と一体化した生き方が伝わってくる。
最近ではテレビでもウポポイの映像が流れています。(ウポポイはアイヌ語で歌うこと)
その昔この広い北海道は、私たちの先祖の自由の天地でありました。
天真爛漫な稚児の様に、美しい大自然に抱擁されてのんびりと楽しく生活していた彼らは、
真に自然の寵児、なんという幸福な人たちであったでしょう。
冬の陸には・・・
夏の海には・・・
花咲く春は・・・
紅葉の秋は・・・
それも今は昔、夢は破れて幾十年、この地は急速な変転をなし、野山は村に、村は町にと
次第々々に開けてゆく。・・・・・
都市化した社会、階層化した二十一世紀 果たして人類は何処へ向かっているのだろうか。
知里幸恵さんの考える自然との共生は自然の一部である私たちの目標と言えるかもしれません。