山形県唯一の地方デパート大沼百貨店が先日倒産した。
日本で三番目に出来た320年の歴史を経た老舗である。
知事も応援の協力を県民に発信していたが、消費税なども加わり閉店に追い込まれた。
地元の小さな商店はネットと安売りチエーン店の攻勢でいたるところで廃業し、街は
シャッター通りと化した。
郊外のショッピングセンターに賑わいを奪われ、車を持たない高齢者は買い物難民となった。
市はコンパクトシテーを推奨しているが実態は小さな街の賑わいとなっていない。
私達も目先の価格ばかりを追わず、地元の小さなお店をもっともっと利用したい。
そこには人との語らいがあり、つながりが生まれる。