管理しているアパートの入居者さんから「ブレーカーが落ちていないのに、電気が使えなくなった」と電話がありました。現場に行ったところ、ブレーカーは上がったままなのですが、照明やエアコンが作動していません。
ブレーカーを全部下げ、左から上げてみる
ブレーカーが上がり切ってない可能性があったので、いったん全部のブレーカー(20Aで3つ)を落として、一個ずつ確実に上げてみました。
でも復旧しなかったので、電力会社に電話したところ「全部ブレーカーを下げて、左から一個ずつ上げる」よう指示されました。でも復旧しません。
外の配電盤をチェック
電力会社の方に来ていただきました。部屋のブレーカーを確認した後、外に行ってすぐ・・・固定電話がチカチカし始め、部屋が明るくなりエアコンから冷風が!
アパート外の配電盤の隣りに各部屋のブレーカーがあり、1カ所だけ落ちていたそうです。上げたところ、無事に復旧しました。
ブレーカーは各部屋の他に、外の配電盤近くにもあるそうで、外のブレーカーが落ちることもあるとのこと。施錠されていることも多いので、外が怪しい時はアパートの大家さんか管理会社に聞いてみる必要があります。
電気が使えなくなった原因
20アンペアですと、合計2000ワットを超えるとブレーカーが落ちる可能性が高まります。
今日の場合ですと、エアコンと扇風機、照明、「電気ポット」をいっぺんに使ったため、2000Wを越えてしまい、猛暑日だったせいか外のブレーカーが落ちてしまったようです。
「ドライヤー」や「電気ポット」など、消費電力が大きい家電は、どれくらいのワット数なのか日頃から確認しておきたいですね。